海外在住英語中級者が産経オンライン英会話を受けてみた感想
英語力をもっと上げたい!
海外生活もトータル6年目に入り、日常生活と仕事では何とかなっているものの、流暢にはほど遠く、ちょっと込み入った話(政治的なトピックとか)ではなかなか考えをうまく話せず、海外ドラマも字幕(英語)なしではほとんど理解できない状況から抜け出せない。
やっぱり「ただ海外に住んでいるだけ」でペラペラになんてなれないですね。
仕事で使う表現も大体慣れたので、ステップアップするにはこの生活のルーティンとは別の事をしないといけないと思い立ち、オンライン英会話を受けてみようと思いました。
いろんなオンライン英会話クラスがあるのでとりあえず色々試してみようと思い、産経オンライン英会話のトライアルをひとまず試してみました。
他のオンライン英会話も試していきますが、備忘録を兼ねて残しておきます。
ちなみに、ゼロベースから独学でがんばりたいという人には下記の記事がおすすめ。
- ◇なぜ産経オンライン英会話にしたか
- ◇産経オンライン英会話の特徴
- ◇料金システム
- ◇講師
- ◇トライアルレッスン(2回)を受けてみた感想
- ◇良かった点
- ◇合わなかった点
- ◇まとめ:産経オンライン英会話はこんな人におすすめ
◇なぜ産経オンライン英会話にしたか
無料トライアルが2回ある
25分間×2回のトライアルレッスンが受けられます。
ほんとに初めてなのでいきなり決められないよね。
中上級者向けクラスがある
もうある程度できるので、完全初心者をメインに対象としているところは外しました 。
産経グループが運営しており、母体がしっかりしている
正直オンライン英会話ってあまり信用していなくて。っていうのはビジネスとして参入障壁が低いので、「有象無象」な業者が乱立していて、講師もただ英語が話せるだけの人がなんとなくやってる…みたいなイメージなんですよね。
その点で母体がしっかりしている会社が運営してるならきちんとしているだろう、という理由です。
◇産経オンライン英会話の特徴
早朝5時から深夜25時まで好きな時間に受けられる
予約は30分前まで可能、キャンセルは1時間前まで可能。
思い立ってすぐ予約ができないとモチベーションが下がるタイプなのでありがたい。
ただ、土曜日の日中に予約しようと思ったらできない講師が多かったです。
講師も空いている時間にレッスンしているんだと思います。
豊富なレッスンプラン
日常英会話、ビジネス英会話、職業別英会話、学校教科書準拠、ニュースディスカッション、フリートークのレッスンをその時々で自由に受講できます。
テキストも種類が豊富。
テキスト別料金ですが、TOEICのコースもあります。
職業別英会話は、「小売店」「レストラン」「鉄道」「タクシー」「郵便局」でのシチュエーション別でのテキストがあります。
オリンピックも迫っている中、こういった職業の人には即効性があるのではないでしょうか。
ちなみにテキストは会員にならなくても無料でダウンロードできますので、よく使うシチュエーションの物を探して持っておくと良いかも。
高品質のサービス提供者であることを示す教育ISO認証を2種類取得
ISO認証を取得・維持するためには、英会話学習者のニーズを満たす要素である講師・カリキュラム・サービス、そのすべてに国際規格に認められる高いレベルの専門的サービスが要求される他、講師への継続的な研修・教育体制が維持されていることが必要です。
産経オンライン英会話は、ISO29990:2010(非公式教育・訓練における学習サービス)、ISO29991:2014(公式教育外の語学学習サービス)の2種類の教育ISO認証を、国内のオンライン英会話スクールで初めて2014年に取得し、その後毎年の継続審査にも適合しています。
という事で、国際的にも品質が認められています。
◇料金システム
【毎日25分プラン】、【毎日50分プラン】、【週末毎日50分プラン】の3つが基本的なプランです。
入会金・教材費はかかりません。
◇講師
講師は全てフィリピン人です。
フィリピン人というと、「タガログなまりがあるんじゃないの?」という人がいますが、そんな事はなくきれいな英語を話していました。
「絶対にブリティッシュイングリッシュを身につけたい!!」とかでなければ問題ないと思います。
在籍人数もサイト上でざっと見た感じ100人くらいはいるようなので、予約が取れないという事もなさそうです。
希望時間の1時間前でも予約できる講師がたくさんいました。
講師歴や得意分野、バックグラウンドなども確認できます。
とはいえしっかり講師は選別されており、その採用率は1.2%だそうです。
日本語が少しできる講師もいます。
◇トライアルレッスン(2回)を受けてみた感想
1回目
フリートークを選択。
トライアル用の教材もあったんですが、内容が自己紹介だったので、特に自己紹介深くするつもりもないしなと思って使いませんでした。
要望として、私は日常会話にはあまり問題はないので、もう少し深めのトピックを話したいと言いました。
香港問題について振られたんだけど、そもそもよくわかっていないのに加えて普段使わない単語がバンバン出てきてお手上げ。
話題を変えて天皇制について話しました。これも一応の意見はあるものの普段使わない言葉が出てこなくてうまく話せず。
わからない単語はチャットですぐにスペルを送ってくれました。
あとはマレーシアの情勢とかフィリピンの大統領についてなど話して25分終了。
2回目
2回目はニュースディスカッションを選択しました。
産経新聞の記事を基にした英文ニュースを題材にして講師とディスカッションをするというものです。
あらかじめ好きなトピックをダウンロードして予習をして臨みました。
記事自体はそんなに長くないのと、日本語訳もついているのでわからない部分はチェックしておくと良いです。30分くらいあれば十分。
ラグビーにめちゃめちゃはまっていたので、ラグビー関連の記事を選びました。
興味のあるトピックについて話せるので楽しかったです。
産経のニュースじゃなくても、他のネットニュースなどでも自分の話したい内容を事前に講師に伝えておくことができます。
◇良かった点
レッスン後にレビューがもらえる
レッスン終了後に発音と文法についてフィードバックがもらえます。
これは1回目のレッスン後に実際にもらったものです。
*Pronunciation
baseball
You said : bes-bohl
CORRECT: [beys-bohl]
backs
You said : buhks
CORRECT: [baeks]
quadrennial
You said : kwa-dreh-neen-uhl
CORRECT: [kwad-reen-uhl]
*Please practice all the words mentioned above.
*Sentence Corrections
You said : I got the some meeting with my client.
CORRECT: I got some meetings with my clients.
You said : I playing the drums.
CORRECT: I play drums.
You said : I expect New Zealand will won championship.
CORRECT: I was expecting that New Zealand will win the championship.
複数形のsとか、時系とか、まさしく私が普段適当にしているところをばっちり指摘されました。
ベースボールさえちゃんと言えてないとか笑える。
普段こういう事を細かく指摘してくれる人はいないのでこれはかなり自分的には良いポイントでした。
教材以外にも好きな題材が選べる
テキストやニュースディスカッションの題材も豊富にあるのですが、自分で好きな題材を選ぶこともできます。
ネットニュースなど、自分が話したいトピックをレッスン前に講師に送っておけばその題材に合わせてレッスンしてくれます。
プレゼンテーションや英語会議の練習なんかにも使えると思います。
やっぱり興味がある話の方が頭にも入るし、講師も人間なのでおもしろい話ができればそれに越したことはないと思うんですよ。
◇合わなかった点
講師のスピードや話し方に慣れてきた頃に終了なので、25分は短いなと思いました。
(どこのオンライン英会話も25分が一般的みたいなのでこのスクールの問題ではないです)
自分的には50分のクラスを週に2,3回受けたいなという感じなので、この料金プランだとちょっとちょっともったいないなと思いました。
◇まとめ:産経オンライン英会話はこんな人におすすめ
毎日アウトプットしたい人
毎日25分プランであれば、1回あたりの料金は196円なのでかなりコスパは良いと思います。
テキストに縛られたくない人
テキストだけではなく、自分の好きな題材が選べるので飽きずに続けられます。
しっかりフィードバックが欲しい人
発音や文法についてしっかりフィードバックがもらえるので、「話しっぱなし」になりません。
以上、まずは無料のトライアルで試してみてください。