ハイパーゆで子のブログ

マレーシアの人材会社で働いてます。マレーシアの就職とか生活とかについて。

Tinderで会った人に金を貸して欲しいと言われた話

もう1年くらい経つので時効としてここに供養しようと思う。

 

まだコロナ騒動も起きる前で、私はTinderで何人かの人と会ったりしていた。

今回は、下記記事に出てくる4番目に会った中華系マレーシア人の医者の話です。

(下記記事は読まなくても支障はない)

 

hyperyude.hatenablog.com

 

便宜上彼の事は以後マイケルと呼ぶ事にしよう。全くマイケル感はなかったが。

マイケルと最初に会った時は正直印象が薄かった。(それまでに会った人達がけっこう濃い目だったのもある。)

 

中華系マレーシア人で救急科のドクターで、イギリスの大学を出てそのままイギリスで働いていたけど数年前にマレーシアに戻ってきたらしい。

ラガーマンでもあり、セミプロとして活動している。

顔面はまあまあ好みだったけど共通の話題もそんなになかったし、何よりまったくお酒を飲まない人だった。

飲めない人は基本的に対象外なのでないなと思った。

 

それでも何度かデートをして、ガツガツしてない所とか、話がインテリジェンスで面白い事で意外と好感度は上がっていった。

私の友達に会わせたり彼の友達に会ったりもしつつ、二人で旅行に行くほどの仲に。

(ちなみにほんわかと観光しただけで大人のハプニングは何も起きなかった。実はゲイなのかはたまたEDかと思ったが結局謎。)

 

彼は救急科でけっこう上の方の立場だったらしく、私と遊んだ後に病院に戻ったりしていて忙しそうだった。

他にもレストランかなんかを持っていたりと色々ビジネスをやっているようだったし、いつも違う車に乗っていたのでお金あるんだろうなぁと思っていた。

 

数か月そんな感じで会っていて、私の方はその頃にはけっこういいなぁと思っていたんだけど、彼からの連絡はいつの間にやらどんどん減っていって、私が誘う方が多くなってきたのであーこりゃもうだめっぽいなーとあきらめつつあった。

向こうが良くても自分がだめだったりその逆も然りで、なかなかうまくいかないよねぇ。

 

そしてその後、彼は勤めていた病院を突然辞めて、長めの海外旅行に頻繁に行っていた。それもあって連絡も途絶えがちになった。

 

それでもマレーシアに戻ってきたタイミングでご飯を食べたりしてたんだけど、ちょいちょいどうでもいい嘘、というか辻褄が合わない事を言っている事に気付いてきた。

例えば、あと1年今の病院で働く予定と言っていたのにその後すぐ突然辞めたりとか、マレーシアに(旅行から)戻ってきたのは昨日と言っていたのに実は3日前に戻っていたとか、日本に旅行に行ってたと言っていたのにインスタに上げてた写真が明らかに日本ではないとか、何でそんな嘘を?という事があったが、あまりにどうでもいいのでまぁいいやとスルーした。

 

最後に会ったのは、彼が出ているラグビーの試合を見に行った時。

彼がラガーマンだった事と、ちょうどラグビーワールドカップの時期も重なって私はラグビーにドハマりしていた。

その日は突然「今からラグビーの試合出るから観て―」と試合中継のリンクが送られてきた。2試合出るらしく、会場が家から近かったのでどうせなら生で観ようと、のこのこ観に行った。

 

彼の友達と一緒にお酒を飲みながらラグビー観戦をして、かなり楽しかった。

試合の後、彼の家に一緒に行ってお腹も空いてないしちょっと寝ようと言って二人で昼寝をした。

他意はなく、文字通り昼寝をしただけである。

大人のハプニングは何もなかったAgain。

この時点で私はもうこれはまじでないんだなと見切りをつけることにして、それ以降こっちから連絡するのはやめた。

 

それから数週間後。

「今入院しているんだけど、医療保険が限度いっぱいでこれ以上使えない事が判明したので現金で払わないと退院ができない。RM2000貸してくれないか?」

 

色々ハテナすぎる連絡が来た。

RM2000て日本円にしたら5万円くらいですよ。

いい年した大人が5万パッと出せないってやばくない?っていうか何で私に聞く?

もっと聞くべき人いるでしょ家族とか友達とかさぁ。

曰く、「家族は疎遠で頼れない。友達にも聞いてるから出せる範囲で貸して欲しい。今リンギットのキャッシュがなくて、週明けになればシンガポールから送金できるからすぐに返す」と。

彼はシンガポールでも何かビジネスだか投資だかをしており、現在マレーシアでは無職なのでリンギットの手持ちがなく、シンガポールから送金しようにも今日中にはできないから一旦貸して欲しい、という事らしい。

 

うーーん。

散々おごってもらったし、旅行のお金も出してもらったし、本当に困ってるなら貸すのはやぶさかではないんだけど、この関係性でその頼み事はやっぱりおかしいし無条件には貸せないよね。

RM2000て普通に1か月生活できる額だし。

という事で、「貸すのは良いけど借用書にサインして、担保も何か出して」と返答。

 

すると

「わかった。お金を送ってくれたら今日すぐ退院できるからサインしに行くよ。担保は時計でいい?」

 

いやいやいや何で私が先にお金送るんだよ!

借用書の意味ないやんけ。

入院している病院が近かったので、「今から書類とお金持って病院行くからそこでサインしたらキャッシュで渡す」と送る。

 

その後返答なし。

 

えーーーーー

 

これ以降一切連絡なしで今に至る。

ありえなすぎて笑う。

 

その後しばらくして彼の友達(連絡先交換してた)から連絡きた時、マイケルに金貸してって言われてそれから連絡取ってないんだよねーと話したところ、

「まじかー!俺も何回か金貸した事あるんだよねー。毎回返ってくるんだけどあまりに回数が多いからもう断ってるんだ」と…。常習犯なのね。

 

そうなるとそもそも医者とか嘘なんじゃないかと思ってめっちゃネットストーカーしたら、メディカルなんちゃらみたいなページでドクターとして載ってたから一応そこは本当だった模様。まぁ友達も会ってるし職業は嘘つけないよね。

 

何がしたいのかよくわからない人だったなぁ。