ハイパーゆで子のブログ

マレーシアの人材会社で働いてます。マレーシアの就職とか生活とかについて。

カンボジアでロストバゲージ!荷物が戻ってくるまでの5日間の戦いの軌跡

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これは私がカンボジアに住んでいた2014年頃の話です。

シンガポールに出張行った帰りに人生初のロストバゲージに出くわしました。

 

荷物が出てこない!


こんな時に限ってPCをスーツケースの中に入れてたんだよね。
いつもは手荷物に入れてるんだけどね。
これがマーフィーの法則ってやつだな。

1週間ほどシンガポールに行ってまして、
プノンペン空港に戻ってきて荷物を待つもののいつまでたっても出てこない。

まだ♪まだ♪まだ来ない♪

ってなんの歌だっけこれ?

いや歌ってる場合じゃないし。
周りの人はどんどんいなくなるし、ずっとコンベア見てたら同じ荷物しか回ってない…!
2週目3週目に入っている!

やべー取られた??
いやめっちゃ目立つし結構重いし盗まれるってことはないだろー…。
しかもイミグレそんな時間かかってないし。
(※旅行者はイミグレでビザの手続きがある人がほとんどなのでその分時間がかかるのです。
私は滞在ビザをもっているので他の人よりは早く出られる。)

ロストバゲージか…!!!

今まで経験ないので完全に思考フリーズ。

とりあえずバゲージカウンター?でロストバゲージの手続きをしました。
スーツケースの色とか自分の連絡先を書いて、その紙の控えと担当の連絡先をもらってとりあえず帰宅。

航空会社によってはこの時1日分の着替えとかをくれたり、最低限必要な物の購入代金を補償してくれる所もあるみたいですが、そんな話は一切なかった。
まぁLCCにそこまで求めないのでそれはいいけどさ。

情報がわかったら連絡するからそれまで待っててくれとの事。
いつだ?と聞くと
明日かな。との返事。

しかし私はカンボジアにおいて彼らの仕事ぶりは一切信用してない ので
超不安不安不安。

どこにあるんだー!!

ロストバゲージ2日目

明日連絡するって事だったので待っていた次の日。

夕方になっても連絡なし…。

だよねー!カンボジアクオリティ!
「進捗を報告する」なんていう概念はありませんよね!

てことでこっちから電話してみる。

「私の荷物どうなってる?」
「まだ何の情報もない」
「いや調べてよ。とりあえずどこにあるのかはわかるでしょ?」
「やってるがわからない。多分明日わかる。」

荷物ってコンピュータ管理してるんじゃないの?
わかんないってなんだよ!

しかしロストバゲージは数日以内で戻ってくることがほとんどだってグーグル先生が言ってたので
まだ楽観視してました。

あと生活用品は家にあるので、スーツケースなくても特に生活に困らないってのもあった。
メイクポーチを入れてたので化粧ができなかったくらいだけどそもそも化粧しないし笑
本当に旅行時じゃなくてよかったと思う。

 

ロストバゲージ3日目


連絡なし!!!!

またこっちから連絡して同じやりとり。
全く同じやりとりだったので割愛。

ちょっと焦り始める。
グーグル先生に詳しく聞いてみると、届くのが遅れる事はあっても
どこにあるのかはわかってる場合がほどんどだそうな。
まだシンガポールにあるのか、他の国に旅立ってるのかもわからない状態でそわそわ。
頼むからちゃんと仕事してくれ!!
とにかく待つしかないのでとりあえず飲みに行く。

 

ロストバゲージ4日目

前日食べた何かにあたったのかめっちゃお腹痛い!!!
起きられない!立てない!

友達にヘルプすると薬をおかゆを持ってきてくれました…。
ありがたい。

相変わらず航空会社からは連絡ないのでがんばって電話するもまったく同じ回答。
まだ何もわからないってどゆこと????
しかも "You can call tomorrow." (明日電話して)だって!
そっちからかけてきなさいよ!!!!! 
仕事しろ!!

荷物なくなるし腹痛いしなんか私ついてなくない!!??
イライラしながらとにかく寝倒す。

ロストバゲージ5日目

 

相変わらず連絡なし。

カンボジアじゃなくて出発地のシンガポール側から対応してもらうほうがいいかもと思ってシンガポールに連絡してみた。

荷物の番号と、カンボジアの担当が話にならないのでそっちから探してほしいと伝えると、荷物担当から連絡するとのこと。
その後、一応カンボジアの担当にも連絡してみる。
便と名前を伝えると何と

 

そんな名前はない

 

とか言い出した!

はぁ??

 

もうぶち切れですよ。

そっちが明日明日っていうから毎日電話してるのになんなの?!
荷物もなくされて名前もなくなってるってあんたの会社はどうなってんの?
あんたは担当としてどうするつもりなの?
私はじゃあこのまま荷物を諦めろってことか?

 

ってことをぎゃーぎゃーわめいていると、
「あ、名前あった」と。

私が名前+苗字で名乗ったけど書類は苗字+名前になってたからわからなかった模様。

余談ですが、カンボジアの名前は日本と同じ苗字+名前です。
でも家族でも苗字が違ったりするので、苗字のシステムはよくわからない。

で、名前を見つけた担当は、いつロストしたのかとか私の電話番号とか、もう何回も説明した事をまた聞いてくる。

 

「もう4日も経ってて何もわからないとかありえないから!どこにあるのか調べて!」
「確認して5分後にかけなおす」
「絶対5分後ね!!!絶対かけてきなさい!!」

 

もうイライラして英語がめちゃくちゃだった。

いよいよ完全になくなった場合の事を考えて保険関連を調べていると、電話がかかってきた!
(20分後だった)

 

「荷物あるから取りにきて」

あったーーーーー!!!!

 

…って待って私が取りに行くの??
送ってよ!

「それはできない」

 

なんでだよ!
と思ったけど、こっちでは送るとなるとタクシードライバーに頼んで送るという方法なので
そっちのが何かありそうで怖い、というか絶対なにかあるに違いないと思って自分で空港まで取りに行きました。

 

そして無事確保!!!!
中身も無事で一安心。

航空会社からの謝罪はなし!
LCCだしカンボジアだしもういいや。
この国に過剰な期待をすると胃に穴が開きます。


という事で、今回初めてロストバゲージに遭遇しましたが、何でこうなったか心当たりがあるので一応書いておきます。

 

シンガポールでのチェックインが出発1時間前を切っていた。(良い子は真似しないように。)
・チェックイン時、チェックインカウンターの係員ではなく、カウンター前の機械で自分でチェックインして荷物のタグも自分で巻いた。
・荷物の預け入れの時、何か不備があったのか係員が再度荷物のタグを発行していた。

 

っていう事があったので、そのせいかなーと思っています。
今度からおとなしくカウンターでチェックインします。

 

とはいえ周りの話を聞いてもロストバゲージは運要素が強いので予防しようがなさそう。
とりあえずPCをスーツケースに入れるのはやめようと思いました。

 

とにかくJet☆の対応がほんとひどい。
会社全体がそうなのかカンボジアだけなのかわかんないけどもう使わない!!!

 

…と言いたいけど安いからまた乗るんだろうなー。
でも今度から全部手荷物で行こう。

 

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